食べすぎリセットと気分転換を兼ね、「七号食ダイエット」に挑戦してみました。
その結果、食欲がリセットされ お通じもスッキリ快調・2週間で2.5キロ痩せました。
「七号食ダイエット」は、玄米ご飯(酵素玄米)を食べるだけの究極のデトックス法で、空腹と戦う必要がない”食べるファスティング(断食)”なんです。
その「七号食ダイエット」のやり方と、実際に挑戦してみた体験談・結果・感想をまとめました。
- 短期間で結果を出したい
- ダイエットとリバウンドを繰り返している
- ダイエット停滞気味
- 食べ過ぎをリセットしたい
- 食生活を改善したい
- 便秘などの不調を改善したい
- 自分を変えたい
という人におすすめ。
あなたも食生活改善や自分自身を変えるきっかけにもなるかもしれません。
ダイエットだけでなく美容と健康のためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
七号食ダイエットとは?
「七号食ダイエット」というのは、とてもシンプルな食事法で、10日間玄米ごはんだけを食べるという究極のデトックス法です。
食べて良いのは、玄米ご飯とごま塩、水とお茶のみ。
ただし、玄米ごはんは好きな時に好きなだけ食べてOK。
ファスティング(断食)とは違い、空腹と戦う必要はないので続けやすく、食べながら食生活の改善をしていくことができるんです。
「空腹感はないけれど好きなものが食べられない」という制限はありますが、これを10日間やりきることに意味があります。
「七号食ダイエット」は玄米を食べることが目的ではなく、「余計なものを食べない」ことが目的で、ここに大きな効果を生み出す要因があります。
玄米ご飯以外のものを口にせず、あえて枯渇状態にすることで心も体もリセットすることができるんです。
- 良いものを食べる効果は30%
- 良くないものを食べない効果は70%
と言うように、健康のためにはいかに余計なものを削ぎ落していくかということで得られる効果の方が大きいのです。
今の世の中、美味しいものが多すぎ。みんな食べすぎているんですね。
本来 生きていくために必要な食事量って驚くほど少しで良いんだと言うことに気づくことができ、食に対する考え方や味覚にも変化が起こります。
これが「七号食ダイエット」を行う意義です。
「七号食」ってなぁに?
なぜ「七号食」って言うんでしょうか。
七号食とは、マクロビオティックの創始者・櫻沢如一さんが提唱されたのがはじまりで、「健康で幸せな人生を確立するための食事」として推奨されているものです。
「食事の質(内容)」を7段階にわけ
一番贅沢な食事を「一号食」、一番簡素な食事を「七号食」と言います。
基本食 |
七号食 | 玄米ご飯のみ |
六号食 | 玄米ご飯+味噌汁+漬物 | |
五号食 | 玄米ご飯+味噌汁+漬物+野菜のおかず1品 | |
四号食 | 玄米ご飯+味噌汁+漬物+野菜のおかず2品 (肉・魚が含まれてももOK) |
|
快楽食 | 三号食 | +おかず3品 |
二号食 | +おかず4品 | |
一号食 | 好きなものを好きなだけ食べる |
- 健康のための基本食としておすすめなのは、四号食〜七号食です。
- 一号食〜三号食を毎日続けていると、健康にもダイエットにもかけ離れたものとなってしまいます。
七号食の効果
玄米ご飯のみの食事で余計なものを摂らないことで、臓器が休まり本来の機能を回復し正常化されます。
ふだん消化に使われていた体内酵素が体の修復に使われるようになり、体全体の代謝活動も正常に活発化されていき、免疫力が高まり、本来の健康な体へ戻っていきます。
体の中の変化に伴い、様々な体調の変化も感じられるようになります。
体調の変化
- ダイエット効果(少ない人で2〜3kg、多い人で8kg以上痩せる)
- 便秘改善
- 冷えやむくみ解消
- 肩こり解消
- 肌荒れが改善・美肌・美白効果
- 血圧・血糖値・コレステロールの改善
そして味覚や食欲がリセットされ、食生活の改善につながります。
七号食ダイエットの注意点
七号食をすると様々な身体の変化が現れます。
痩せた、肩こりや便秘が改善された、肌荒れが改善されたなど良い変化が起こる反面、便秘になったり、頭痛や倦怠感、眠い、冷える、イライラするなどの良くない症状が出る場合があります。
これは瞑眩反応と言い、体質が改善されていく過程で起こる好転反応で、一時的なものです。
こういった症状の原因は
- 血行改善・排毒作用
- 自律神経の影響
- 食事量の減少
- 普段の糖分や肉類の過剰摂取
などから起こります。
それまでの食生活が乱れている人ほど反応を強く感じる場合があります。
これらはすべて体質が改善されている証拠でもありますが、つらい場合は無理をしないようにしましょう。
究極のデトックス法・七号食ダイエットのやりかた
- 10日間玄米ごはん(酵素玄米)だけを食べ、その後の4日間は回復食を食べます。
- 合計14日間(2週間)の日程で行います。
1日目〜10日目:7号食
- 寝かせ玄米ごはん(玄米・あずき・塩)だけで過ごす。
・ごま塩、梅干し、海苔はOK。 - 飲み物は、水かお茶のみ(ノンカフェイン・ノンカテキンのもの)。
- 食べる量や回数は自由。 ★1日600gが目安。
- 就寝4時間前までに食事をすませる。
コーヒーも飴やガムもNGです。
どうしても我慢できなくなったら、玄米甘酒はOKです。
さらに効果を上げるために
- よく噛んで食べる。少なくとも30回〜50回、理想は100回。
- 1日40分歩く。
と言うことが推奨されています。
よく噛むことは、消化を助け代謝アップにもつながります。
また、「血行」の良し悪しはダイエットにも健康にも大きくかかわりがあります。歩くことは全身の巡りを良くし、デトックス効果=ダイエット効果を底上げしてくれます。
11日目〜14日目:回復食
10日間玄米食だけで過ごしたあとは、回復食で少しずつ慣らしていきます。
急に日常の食事に戻すと体に負担がかかりますし、リバウンドを防ぐためにも回復食は大事です。
11日目:6.5号食
・玄米ごはん+具なし味噌汁
12日目:6号食
・玄米ごはん+具だくさん野菜の味噌汁+野菜のおかず1品
動物性のものはまだ食べません。
その代わり、野菜をたっぷり摂ってOK。
*お酒はこの日から少しずつ飲んでもOK。
13日目:5号食
・玄米ごはん+具だくさん味噌汁+野菜のおかず2品。
動物性のものは無し。
14日目:4号食
・玄米ごはん+具だくさん味噌汁+野菜のおかず・魚もOKこの日から魚も食べてOKです。
【体験談】七号食ダイエットに挑戦してみました
”結わえる”の「寝かせ玄米ごはん(レトルトパック)」を購入。
10日間(+回復食4日間)の七号食ダイエットを行いました。
「寝かせ玄米(酵素玄米)」は炊いた玄米ごはんを4日間ほど保温状態において熟成させたものです。
熟成させることでモチモチ食感でとても美味しく食べやすくなります。
とても美味しいですしレトルトパックなのでレンジでチンするだけでとっても手軽!
これなら続けられそうと思いました。
…
1日目〜10日目 七号食
10日間玄米ごはんだけを食べます。
↓1パック(180g)は、お茶碗に1杯分くらい。約295kcalです。
1日の食事内容
- 寝かせ玄米 180g×2〜3パック(1パック約295kcal)
- ごま塩
- 梅干し
- 麦茶
10日間は、1日に口にするのは基本これだけです。
結えるの寝かせ玄米は、そのままでも甘みがありモチモチとした食感の中にぷちぷちとした噛み応えもあってとても美味しいです。
ごま塩だけで十分に美味しく満足感があります。
1パック180gは結構量が多いので、分けて食べることもありました。
昼とおやつに分けたり。おやつと夕食に分けたり。
また50回〜100回噛んで食べるようにしていました。
100回噛むと、もう口の中で液状になりほとんど残りません。
空腹感はないけど、他のものが食べたくなる
おかずがなくても1パック180gで十分な量ですし、腹持ちがいいのでお腹も空きません。
ただ空腹感との戦いはないんですが、最初はやっぱり甘いものや他のおかずが食べたくなりました。
初日〜3日目くらいは、お茶を飲んだり梅干しや海苔を食べて耐えしのぎました。
それも食べ続けているうちにだんだん慣れてきて、不思議と他のものを食べたくなることがなくなっていきました。
お通じは快調
毎朝食べていた甘酒ヨーグルトを一旦やめたので、もともと便秘症なタチなので便秘になるかな?と思いましたが、毎日しっかりお通じがありお腹の調子はとても良かったです。
やはり玄米に含まれる豊富な食物繊維と小豆の効果でしょうか。
瞑眩反応はほとんど無し
瞑眩反応はほとんどありませんでした。
3〜4日目に倦怠感や眠気・軽い頭痛を感じる事もありましたが、とくに強く不調を感じることはありませんでした。
7〜8日目になると玄米だけの食事にすっかり慣れて、このままずっと続けられそうな気さえしていました。
あと少しって感じで気持ちに余裕が生まれるのかも。
11日目〜14日目 回復食
玄米食のみの期間が終了。少しずつ普段の食事に戻していきます。
11日目 玄米ご飯+具無し味噌汁
1日の食事内容
- 寝かせ玄米・2パック
- 具無し味噌汁
- ごま塩
- ごぼう茶
- はと麦茶
具無し味噌汁が美味しい♪
これだけですごく嬉しくて贅沢な気分になりました。
しみじみ美味しく味わっていただきました。
これはやはり10日間の七号食を経験したから感じられるものだと思います。
玄米ごはんだけでも満足感はありましたが、お味噌汁を一緒に食べるとお腹いっぱいです。
12日目 玄米ごはん+具だくさん野菜の味噌汁+野菜のおかず1品
1日の食事内容
- 寝かせ玄米・1パック
- 味噌汁(豆腐・しめじ・わかめ・絹さや)
- 漬物
- 梅干し
- ごま塩
- ごぼう茶
- はと麦茶
これだけでもうお腹いっぱいで食べきれないほど。
味噌汁とおかずを加えると寝かせ玄米1パックは多すぎるので、2回の食事に分けて食べました。
13日目 玄米ごはん+具だくさん味噌汁+野菜のおかず2品
1日の食事内容
- 寝かせ玄米・1パック
- 味噌汁(豆腐・しめじ・にんじん・ミツバ・キャベツ)
- サラダ(ブロッコリー・トマト)
- 納豆
- 漬物
- 昆布佃煮
- ごま塩
- ごぼう茶
- はと麦茶
14日目 玄米ごはん+具だくさん味噌汁+おかず2品
1日の食事内容
- 寝かせ玄米・1パック
- ごま塩
- 味噌汁(豆腐・しめじ・わかめ・麩)
- サラダ(ブロッコリー・トマト)
- サバの味噌煮
- 納豆
- 漬物
- ごぼう茶
- はと麦茶
七号食ダイエットの結果と感想
14日間で
- 体重はマイナス2.5kg
- 体脂肪率はマイナス1.8% 減りました。
七号食ダイエットで感じたメリット
- 痩せた
- 快便でお腹すっきり
- 美味しい
- ローコスト
- 美味しい&ラクチンだから続けやすい
- 空腹感がない
- 食欲がリセットできた
- 間食をしなくなった
- 食べ物と体の関わりを改めて実感できた
七号食のデメリット
- 空腹感はないが、他の味が食べたくなる
以上のように、ほぼデメリットは感じません。
特に運動せずに2週間でマイナス2.5キロ減です。
10日間は長いようで終わってみればあっという間で、10日間終えると食欲がリセットされ、やりきったと言う達成感もあり何か清々しい気分でした。
まず、お味噌汁の美味しさに感動。
そして体は食べたもので変化するという事、食べ物と体・健康との関わりを改めて実感しました。
最初は他のものを食べたいという衝動にかられることが何度も。
家族の食事を作っているとついつい食べたくなってしまうので、それを耐えるのが大変でした。
どうしても食べたい時は、寝かせ玄米を食べてみたり、海苔や梅干し・お茶で凌いだり。
4日目くらいからだんだん慣れていき、7日目くらいにはこのまま玄米ごはんだけでずっといけそうな気さえしてきました。
好みもあると思うんですが、結わえるの寝かせ玄米ごはん(レトルトパック)は私はとても気に入っていて、美味しいので毎日食べても飽きず、全く苦痛じゃなかったことも続けられた要因だと思います。
(他の酵素玄米も食べてみましたが、結わえるの寝かせ玄米の方が美味しかったです。)
ダイエットのためというより、美味しいから♪という感じで。
本当に不思議なのは、あんなに大好きだったパンを全然食べたくならないことです。
それだけお腹も心も満足しているということなのかもしれません。
また、10日間は玄米ごはんのみなので、何を食べよう?と考える必要もおかずを作る手間も不要でラクチン。
寝かせ玄米のレトルトパックなら電子レンジで2分ほどチンするだけ!という手軽さも良いです。
そして、いつでも何回でも食べても良いというルールなので、自分のペースで食べたい時に食べられるのもメリットです。
不思議なもので、”いつでも何回でも食べて良い”と言われると気持ちに余裕が持てるんです。
どれだけでも食べて良いと言われても実際にはそんなに食べられませんし、多くても1日に3パック(540g)です。
それまでの食生活と比較すると明らかに食べている量は少ないですし、お通じもしっかりあるので痩せて当然と言えば当然かもしれませんね。
でも同じ質量であっても”肉や甘いもの”と”玄米ご飯”では大違い。
カロリーや質量だけではない、やはり玄米ご飯の偉大さを感じました。( ´∀`)
七号食ダイエットは、今までの食生活を見直すきっかけになると思います。
便秘やダイエット、健康や美肌のためにもぜひ一度体験してみてください♪
その後も1日1食の玄米生活続けています。
朝は甘酒ヨーグルト。
お昼に玄米ご飯(寝かせ玄米か発芽米を炊いたもの)と味噌汁かサラダ。
夜は普通の食事(おかずのみ)という感じです。
基本お昼に玄米ご飯を食べていますが、結わえるの寝かせ玄米ごはん(レトルトパック)とファンケルの発芽米(←自宅で炊飯します)を交互にしています。
ご飯だけを比較すると白米より割高になりますが、その分食事はシンプルで良いので手間もコストもかかりません。
1日1食分だけですし、それで健康的にダイエットもできるのであれば決して高くはないのではないでしょうか。
まずはお試しという少量のセットや、七号食ダイエットのセットもあります。
5種類の寝かせ玄米お試しセットも美味しいのでおすすめです♪
家族や仕事の都合で、七号食ダイエットを実践するのはなかなか難しい状況もあるかもしれませんが、そういった場合は1日1食玄米生活なら気軽に始められるのではないでしょうか。
健康とダイエットのための食生活改善にぜひ試してみてくださいね。
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